望遠鏡を車に積んで~kiyokiyogambaのblog~

YOHOOブログから越してきました。趣味の天体写真撮影について記録しています。遠征撮影から最近は自宅での撮影と電子観望にシフトしているので、そろそろタイトルを変えないと…

鏡筒:GS200RC(レデューサー付き)
カメラ:ASIAIR294MC

高層の雲がほとんどない予報だったので、梅雨入り前の見納めに、電子観望を試みた。

アライメントを済ませ、おとめ座のM90などを見はじめたが、中心部しか見えず、どうもパッとしない。2等星までしか見えないので、こんなものかと思ったが、よく考えてみたらQBPフィルターが嵌ったままだった。どうりでガイドが決まらなかった。

フィルターをはずし、こと座のM57に鏡筒を回す。薄雲が覆いはじめたが、ライブスタックを始めると、すぐに見慣れた輪が現れた。眼視と切り替えたが、どちらも一長一短がある。モンゴルで見た環状星雲とは比べるべくもないが、一応色もついている。周りの環状星雲もどきの変なゴーストが気になるが、なんだろう。眼視では気が付かなかった。
 
Stack_Owl_Light_10s_bin1_27.8C_gain120_thn
IMG_3515
曇ってきたので撤収。楽しかった。

電子観望をしていると、時々眼視で確認したくなることがあるので、フリップミラーを間にはさむことにした。

IMG_3508


レデューサーはフリップミラーの前面に置くしかないが、レデューサーは48mmのオス、フリップミラー側は49mmのメスなので、ステップダウンリングをはめる必要がある。そうしてつなぐとレデューサーのレンズ後端から撮像板までは11センチぐらい。ちょっと長すぎるが、たぶん大丈夫だろう。

アイピース側はヘリコイドをつけて調節する。ファインダー代わりだ。観望会でも、見え方の違いを確認するのによさそう。

フリップミラーは機材を整理して売ってしまったのに、また買った。ずいぶん売ったり買ったりしたものだ。
  
(追記)

昼間に遠くの鉄塔でピントチェックをした。レデューサーが遠すぎる点は特に問題なし。ところがアイピースにつけたヘリコイドが長すぎてピント出ず。短めのアイピースホルダー(T2-31.7)が必要だ。引き出しの奥を探したら、昔買って使ってないのが2つもあったので、それを使う。もうちょっとでうっかり3つ目を買ってしまうところだった。

すっきりしない天気が続く。

こういう天気になると「星空指数」がほとんどあてにならない。そこで最近は「meteoblue」を使っているのだが、「AstroGPV」と予想気温などがなぜか微妙に違っている。更新時期が違うのだろうか?

「meteoblue」には雲量だけでなく、シーイングやジェット気流の速度予想も出ていておもしろい。が、それにしても東京の空はいかに天体観測に適していないかがよくわかる。テカポ湖などと比べると、光害を差し引いても、望遠鏡を出す気にならない天気が続く。とりわけひどいのがジェット気流だ。

これまでは雲の量ばかりに目が行っていたが、これからはこのサイトを活用しよう。サーマル発生予測もあって、田んぼに行くときにも参考になる。天文ガイドなどで星空予新しいビットマップ イメージ
想サイトについて特集しないかな。

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